ついに迷走を始めました

ブログ書くんだってよ 

Lothian busへの上申書

最近、趣味が旅行から移動に変わりました。

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特に鉄道と飛行機が好きで、ここ2か月で計5回(往復なら10回)飛行機に乗る機会があったわけです。毎回エジンバラ空港に行き飛行機に乗って目的地へ飛んだということ。

これはエアポートマスターの称号が...

 

 

 

エジンバラには空港が1つあります。エジンバラ空港です。そのまんま。

エジンバラ城のある中心地から9kmくらい郊外にあり、割とアクセスは良好で大体バスかトラム(路面電車)で行きます。どちらも片道30分くらい。

 

バスだと片道£4.5、往復£7.5で往復チケットは購入後60日間であれば好きな期間に利用することができます。バスは街の中心駅waverly station前から10分おきに出発していますが、行けば必ずバスは停まっているので時刻表を見る必要がありません。また、24時間365日運航(24/7と表記する)なので深夜でも時間を気にせず停車場へ行き乗ることができます。べんり~

 

一方でトラム(路面電車)は片道£6.5、往復£8で街の少し外れのYork Place始発で中心地を通り空港まで走っています。open returnだったかは不明、というのも使ったことがないから。トラムは新市街に走っています。エジンバラという街は駅を境に旧市街と新市街にパカッと別れているのですが、私の生活圏は主に旧市街側で足場の悪い石畳の街で生活しているわけです。一方、新市街はアスファルト舗装されていて歩きやすい。いいなぁ~ というわけで生活上トラムを使う必要がないのです。もっとも、街自体が小さいので歩いて横断(縦断?)できるので新市街に住んでいても使わないでしょう。

 

と話はそれましたが、トラムには始発と終電があり5:00-23:00の間を15分おきに走っています。

ところで、このトラムは随分と曰く付きで、本来2011年に完成する予定だったのが工期が3年遅れ2014年に完成、それに伴い費用も増加、当初750億円だったのが結果1500億円を使い完成させたという。似たような話を極東の島国で聞いたことがあるなぁ...

それでかは知らないが、運賃はちょっと高めなのかもしれない。

 

ということで、合理的な経済主体の皆さまはバスを使うわけです。だって安いし、free wifiもついてるし、24時間運航だしね。かく言う私ももちろんバスしか使っていないわけで...

 

ただここで注意したいのはバスは基本的に現金支払いをしないということです。

イギリスという国自体、現金離れが進んでおり、紙幣または硬貨を使うのは有料トイレを使う時くらいでカードだけで基本的に生活できてしまいます。そのため、イギリスに来る際はカード(この場合クレジットでもデビットでもよい)とそのPINコードを覚えておくことがライフラインとなります。

空港バスももれなく基本的にはカード払いです。一応現金は使用できますが、運賃をお釣りの無いように支払わなくてはいけません。当然両替機などもあるはずなく、しかも現金をあまり手にする機会がないので50p硬貨を手に入れるのが大変だったりと、とにかくカード社会なわけです。そして、このカード払いはいわゆる機械に挿入するのではなく、コンタクトレスだというのがネックです。

 

日本でカードと言えばICチップが付属しており専用の機械に挿入し使用するのが一般的ですが、こちらはカードといえばコンタクトレスが主流です。

これは、ロンドンオリンピックの際に普及し、カードリーダーに専用の機械を付属させ個人情報を盗み取るスキミングという行為が横行していたのに対処するために主流となり、コンタクトレスすなわちSuicaのようなワンタッチで決済のできることを言います。しかし、私のカードはコンタクトレス対応ではなく困っちゃうなぁとなったわけです。そもそも日本で普及している物なのでしょうか。いかんせん経済に弱いと困る、これがFintechか...

 

そこで解決策となったのがApple payです。Apple payに持っているカードを登録すると、なんとコンタクトレス決済が可能に!それに気づくまで一か月かかったわけですが。ちなみにカードによってはコンタクトレス決済ができない場合もあるとか。

master cardとvisaは大体大丈夫らしい。いまさらJCB使う奴とかいないよね~(おっと誰か来たようだ...)

スーパーでカードリーダーに挿入して支払いをしている私は「お上りさんです!」と言っているようなものだったのか...(ちなみにカードリーダーに挿入するタイプの決済も可能ではあります)

日本だとApple payを使う時に(確か)「Quicpayで」とか「iDで」とか言わなきゃいけなかったような気がしましたが、こちらではCardの一言で済みます。挿入かコンタクトレスは言う必要がなく決済できます。コミュ障がススム!

 

話は戻って空港バスの話。

つまり、空港バスでは現金払いが出来ずカード払いのみ。しかもカードを挿入して決済する機械は設置されておらず、コンタクトレス決済のみ可能という仕様。皆さんApple payを使おうという話でした。ちなみにGpayも使えます。

一方でトラムの決済方法は知りません。カードは使えると思いますがコンタクトレスか挿入型かは知らんです。こういうニッチすぎる情報を伝えるのがこのブログらしさ(ということにしておく)

 

また、市内バスLothian city busは空港バス(Airlink)と同じLothian busという会社が運営していますが、空港バスはコンタクトレス決済が可能なのに対し、city busは不可能です。これがクッソ不便。

というのも、市内バスの決済方法は現金(運賃ピッタリで支払う)、前もって専用アプリでe-ticketを購入、citysmart card(交通系ICカード)の3種類。加えて一日乗り放題券なども存在します。

しかし選択肢として、カード社会で現金などほぼ触れないので現金払いは除外、専用アプリは£10以上でないと決済できないというクソ仕様(バスは1人1回£1.7、距離は関係ない)なので除外。というわけで、citysmart cardを購入したのですが、そもそもあんまバスに乗らないので無くす、という事態。そういう時に限って郊外のIKEAに行かなくてはならなかったりすると、血眼で£1.7を探すわけです。

 

そりゃcitysmartを無くした私が悪いですけどさ、こんだけカード社会なのに市内バスだけカード使えないってどうよ?という話(完全に言いがかり)

ということで、Lothian busに対してコンタクトレス決済のできる機械を市内バスにも設置するように求めたいと思います。(思うだけ)

しかもあんまりバス使わないのにね。

 

 

 

書き始める段階では、飛行機の話をしようと思ったけど、バスの話が案外長くなってしまったので、飛行機、特にLCCの話はまた今度ということで。今度があるかは知らない。あと、書くたびに文体が変わっているのは多重人格だからかもしれない。