卒論期間中、継続的に勉強する習慣が消え失せてしまったのでリハビリのために毎日何をやったかまとめることにした。
なるべく時間をかけずに執筆することを目的とする。
2/11
・アルバイト
・現代マクロ経済学講義3章
コアマクロの予習。資本市場の不完全性を考慮したDSGE。114pの均衡の連立方程式がいまいち理解できなかったのでこれは2周目の俺に託す。Agency Costの存在から基本的なRBCで見られるgpdや設備投資が生産性ショックとほぼ同時に跳ね上がるという挙動がみられないよねというのがインプリケーション。難しい。
・Allcott, H., Braghieri, L., Eichmeyer, S., & Gentzkow, M. (2020). The welfare effects of social media. American Economic Review, 110(3), 629-76.
最後の方だけ残っていたので読んだ
感想:こんだけ綺麗な形でRCTやるにはそれなりの資金が必要だということで学生がRCTやるのは大変。分析は誘導形で非常にシンプルだが、所々で使えそうなテクニックがあった。Treatment Effectが時間によって線形に変化するならD*Tのような形で推定してこれにIVをかけるというやり方は参考になった。
・Cunningham, C., Ederer, F., & Ma, S. (2021). Killer acquisitions. Journal of Political Economy, 129(3), 000-000.
https://www.journals.uchicago.edu/doi/10.1086/712506
の理論パートまで。この後実証部分を読みたいがいかんせん長い。面白い。
本日の沼:
RでパネルGMMをやろうとするとpgmmを使うことになるがpgmmではlag項とのinteraction termが使えないらしい。おまけにlagをformulaの中で使おうとするとdplyrとstatsの2つのlagと干渉してややこしいことになる。最初からdplyr::lagなどと書いておけば干渉してもすぐに分かったはず。
この問題自体は既出だった。解決策は前処理の段階でlagを取った変数を用意しろということ。pgmm内でlag項とのinteraction termを使う際には注意する。